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ミトコンドリアの活性化と還元型E-TENの関係

執筆者 | 2022/05/24

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

こんにちは。株式会社NACSです。還元型E-TEN及び還元型E-TEN配合サプリメントCELLA(チェッラ)の広告になるかもしれませんが気にせず、ミトコンドリアの重要性について見て頂ければと思います。人にとってミトコンドリアがどのような重要性をもっているか書いていきます。

ミトコンドリアとは

ミトコンドリアと細胞

私たち人間の体は60兆個もの細胞でできています。細胞の中にあるのがミトコンドリアです。
人間・動物・植物・菌類などあらゆる生物の中に存在しているミトコンドリア。ミトコンドリアを簡単に言うとミトコンドリアの健康は、人間の健康と同じです。生命を守るために一番大切なものと言って過言ではありません。
私たちは毎日ご飯を食べています。毎日ずっと呼吸もしています。食べることと呼吸することで生命維持や活動するためのエネルギーを体内で生産しています。そのエネルギー生産工場がミトコンドリアです。ミトコンドリアの主な働きは、食べ物から得られる栄養素と呼吸かあら得られる酸素を原料にエネルギーを作り出すことをATP(アデノシン三リン酸)といいます。
体内で作り出されるATPの90%以上ミトコンドリアが作ってくれます。このATPが細胞に供給されるおかげで私たちの身体は動かせているのです。

ミトコンドリアが健康だとどのような効果が得られるか?

医者

ミトコンドリアの健康=体の健康、ミトコンドリアの不健康=病気といって過言ではありません。
何度も書きますが、ミトコンドリアの役割は、細胞のアポトーシス(自然死または細胞自滅)のコントロール、活性酸素の放出、免疫や炎症のコントロールなど多岐にわたります。
ミトコンドリアはあらゆる臓器の細胞にいますが、ミトコンドリアの数が少なくなると、それぞれの細胞内でつくられるエネルギーが減り、病気の原因となります。例えば、心臓の細胞が傷つくと心臓病、脳の神経細胞が傷つくと認知症、血管が傷つくと動脈硬化のように、全身の病気に直結していくのです。例えば、糖尿病患者は、ミトコンドリアが健康な人の半分くらいまで減っている可能性があるそうです。ミトコンドリアの数が少ないから、血液中に栄養があふれていても(血糖値が高い)エネルギーとして利用できません。糖尿病はエネルギーをうまくつくりだせなくなっています。エネルギー代謝の病気となります。例えば、ミトコンドリア=エンジン、血液中の栄養素=ガソリン、ガソリンが満タンなのに動かない、動かない車の状態になります。

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

ミトコンドリアの活性化させるための成分

体内細胞とミトコンドリア

ミトコンドリアは、人の呼吸による酸素、食べ物の栄養素を取り入れ、酸化還元反応することによってエネルギーを獲得しています。エネルギーを獲得するのはどのような成分をとることによってエネルギー、活性化されるか書いていきます。
下記の式が起こることによってミトコンドリアが活性化されるエネルギー源となります。

NAD+ + 2e-(H)  → NADH → NAD+
これを繰り返しエネルギーを獲得しています。

NAD+・・・・・・① 、2e-(H)・・・・・・②、NADH・・・・・③

①と②が反応することによって③が生成され③がミトコンドリアを活性化し①に戻ります。
これを繰り返すことによってミトコンドリアが活性化されます。

これらを専門用語で電子伝達体とよびます。他にも下記の種類があります。
電子伝達体(電子受容体/電子供与体)は、生きるものすべてにおいて生化学反応のエネルギー源となり、細胞(ミトコンドリア)にエネルギーを与えたり、その他の生体内の反応に関与しています。

電子伝達体の種類 (NAD+/NADH)、(FMN/FMNH2)、(FAD/FADH2)、(UQ)、(Cyt)があります。
詳しくは、4で書いていきます。

ミトコンドリアのエサとなる成分(電子伝達体)

電子伝達体や①、②の食品の成分、サプリメント成分について書いていきます。
NAD+(①)の成分となるのは、ナイアシン(ニコチン酸アミド、ビタミンB3)、トリプトファンになります。近年では、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という成分もNAD+になる成分として注目されています。重要なのは②となります。①を還元という生体反応をさせなければなりません。
2e-(H)・・・②は、実は身近なビタミンCなどの抗酸化物質にあたります。抗酸化物質は、ビタミンCを始めとする多くの種類があります。下記にまとめます。

  1. ビタミンC・・・代表的な抗酸化物質でサプリメントなど手軽に摂取できます。
  2. グルタチオン・・体内で酸化還元反応を繰り返します。
  3. メラトニン・・・体内で酸化還元反応は繰り返さず1回の反応で終了します。
  4. 天然成分の抗酸化物質
  5. ビタミンE(別名:トコフェロール類、トコトリエノール類)は、抗酸化機能を持つ脂溶性ビタミンであり、体内でビタミンCやレチノール、ユビキノール(コエンザイムQ10)など他の抗酸化物質により還元され、元の還元型にリサイクルされる。体内で他の成分と酸化還元反応を繰り返します。
    1. カルテノイドは、天然に存在する色素で、βカロテン=ビタミンA(人参に含まれオレンジ色の色素です)、リコペン(トマト)などがあります。
    2. キトサンフィル類はルテイン(緑黄色野菜)、ゼアキサンチン(トウモロコシ)、カンタキサンチン(鮭の肉)、フコキサンチン(褐藻)、アスタキサンチン(鮭の肉)、β-クリプトキサンチン(みかん)、ルビキサンチン(ローズヒップ)があります。
    3. ポリフェノールは、有名ですがカテキン(お茶)、アントシアニン(ブドウ)、タンニン(お茶)、ルチン(ソバ)、イソフラボン(大豆)、ノビレチン(シークヮーサー)などがあります。実は食事で多くの成分を摂取しています。
    4. その他のポリフェノールは、クロロゲン酸(コーヒー)、エラグ酸(イチゴ)、リグナン(ゴマ)、セサミン(ゴマ)、クルクミン(ウコン)、クマリン(パセリ)、オレオカンタール及びオレウロペイン(オリーブオイル)、レスベラトロール(赤ワイン)などがあります。
    5. 食事の素材を気にすることにより天然素材や食材で摂取することができます。

化学として実は、吸収性や反応性を考えると組合せ方が大事になります。下記の式でご説明します。
下記の式が起こることによってミトコンドリアが活性化されるエネルギー源となります。

NAD+ + 2e-(H)  → NADH → NAD+
これを繰り返しエネルギーを獲得しています。

NAD+・・・・・・① 、2e-(H)・・・・・・②、NADH・・・・・③

①と②が反応することによって③が生成され③がミトコンドリアを活性化し①に戻ります。
これを繰り返すことによってミトコンドリアが活性化されます。

NAD+(①)と2e-(H)(②)の成分をただ飲用するだけでは、吸収や反応はしません。
化学の観点から吸収や反応を促進させるには、促進剤が必要です。
NAD+(①)と2e-(H)(②)の成分を促進させるには、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルトが重要となります。次に化学実験のデータを記載します。

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

還元型E-TENの素材のNAD+→NADHの変換能力(化学実験の検証)

NAD+ + 2e-(H)  → NADH  この式の反応試験を行いました。
実験条件
準備 NAD+1mmol/L水溶液・・・・NAD+0.0663gを精製水100mlにて調整
    NADH0.5mmol/L水溶液・・・NADH0.0035gを精製水10mlにて調整
    NAD+1mmol/L水溶液15mlに還元型E-TEN0.03g投入した溶液
山梨県産業技術センターの紫外可視分光光度計(株式会社島津製作所)にて測定。

結果は下記の通りになります。

下の図は、NAD+1mmol/L溶液の結果となります。NADHは、波長340nmの紫外線をよく吸収しますがNAD+は、波長340nmで吸収しないため、ピークが存在しない。
次にNADH0.5mmol/L水溶液は、波長340nmの紫外線をよく吸収するためピークが存在しています。
NAD+1mmol/L水溶液15mlに還元型E-TEN0.03g投入した溶液
NAD+1mmol/L水溶液15mlにビタミンC水溶液を投入した溶液
NAD+1mmol/L水溶液15mlにビタミンC水溶液+還元型E-TENを投入した溶液

グラフ

ビタミンC単体では、NAD+ →NADHの反応が起こらず、ビタミンCと還元型E-TENを加えた溶液では、NADHの反応が見られました。
これにより還元型E-TENは、還元機能と反応の促進剤として作用していることがわかります。
これにより、抗酸化物質を単体で飲用するより促進剤としてのカルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルトが重要となることがわかります。

還元型E-TENと他の素材との比較

下記の図は、還元型E-TENのエネルギー量(電子量)を100とした時の他の抗酸化物質との比較です。

グラフ

上記図からもわかるように還元型E-TENは抗酸化物質の能力もあり、他の抗酸化物質の促進剤としての働きがあります。
より詳しくは、下記のURLにあります。

還元型E-TEN配合サプリメントCELLA(チェッラ)の体感データ

今、現在上記の内容の素材を組み合わせてより効率よくエネルギーへ変換するサプリメントの販売を開始しました。
内容は下記の通りになります。

還元型E-TEN配合サプリメント

CELLA(チェッラ)

株式会社ナックスが開発した還元型E-TEN配合のCELLA(チェッラ)。還元型E-TENは、見慣れない成分ですが、ミネラルとビタミンの両方の力が備わった成分です。その他にもマカエキス末、赤ワインエキス末、コエンザイムQ10などの成分が入っています。

加藤 寛士

加藤 寛士

株式会社ナックス 取締役・製品開発担当

()ナックス 2003 年 入社(設立) 自動車メーカー向け燃料電池用素材の研究・開発、電気自動 車・ハイブリッド自動車向け蓄電池用素材の研究・開発、多数のサプリメント用原料の開発及び応 用研究、抗酸化作用の反応機構の解明及び抗酸化作用物質の研究、サーチュイン遺伝子の仕組及びサーチュイン遺伝子の活性化についての研究、ミトコンドリア活性化物質の 開発に従事。

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