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還元型E-TENからみた漢方医学(東洋医学)のカルシウムについて

執筆者 | 2021/05/11

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

おはようございます。サプリメントの製造・販売をしている株式会社ナックスです。

弊社が開発したサプリメント原材料の還元型E-TENは、貝殻を用いて製造しています。2021年5月現在で”ホタテ貝”、”風化貝カルシム”、”牡蠣殻(ボレイ)”の3種類の貝殻ごとの還元型E-TENがあります。
今回の記事では、東洋医学でみる牡蠣殻(ボレイ)についてと牡蠣殻(ボレイ)を用いた還元型E-TENに期待できる漢方医学的効果をご説明致します。

漢方医学とは

東洋医学の書物と生薬

漢方医学とは、5~6世紀に伝来した中国医学が日本の風土や文化の中で、日本人の体質や生活に合うように少しずつ進化・発展してきた日本独自の伝統医学です。
西洋医学と漢方医学の違いは、西洋医学は、病気の原因となっている器官などに合わせ、ピンポイントで治します。西洋医学と違って漢方医学は、人それぞれの体質や心身の状態などに合わせて、自然治癒力を利用して治します。
また、漢方医学の大きな特徴のひとつに「未病(未病)」があります。例を挙げると、胃もたれ、胸やけ、食欲不振、肩こり、冷え、イライラ、疲労等いずれも病院に行くほどではないと思う症状です。
このような症状を漢方医学ではこうした不調を病気でなくても、何らかの異常が起こっている状態が「未病」ととらえ、治すのが漢方医学です。西洋医学、漢方医学ともにそれぞれ得意文太がありますが体調が少し気になるときの予防策になるのが、漢方医学の強みとなります。

漢方医薬に使う生薬とは

漢方で使用される生薬

生薬とは、古くから自然のなかに薬効を持つ植物や動物、鉱物があることは知られています。例を挙げるとショウガは、ショウキョウという体を温めることで知れられており、漢方薬は、様々な効能を持ち、複数の生薬を組み合わせことによって作られています。一般的に漢方薬は西洋医学の薬と比べて副作用が少なく、人それぞれの体質や症状に合わせて生薬を配合することで、より効果的な調整ができます。同じ症状によっても、人によって違う漢方薬が処方されることもあります。次に生薬として使用する牡蛎(牡蠣貝カルシム)について書いていきます。

生薬とされる牡蛎についてと還元型E-TENについて

還元型E-TEN

今、基本ベースとして用いられる還元型E-TENは、ホタテ貝を用いたものを加工して製造をしています。簡単に還元型E-TENのホタテ貝バージョンは、下記の通りになります。
還元型E-TENは、ミトコンドリア(細胞内)を活性化させるエネルギー補助と体内の活性酸素除去(抗酸化作用)を目的になります。エネルギーとなる試験結果は、下記の通りになります。

還元型E-TENと他の素材の抗酸化力の違い

図より下記の反応式が成立します。

NAD+ + 2e-(H)  → NADH

このことにより還元型E-TENは、ミトコンドリアの活性化に効果があると期待できます。還元型E-TENとミトコンドリア活性についてより詳しくは下記の通りになります。

また、抗酸化作用について下記の表が還元型E-TENの抗酸化能力となります。

品名還元力(抗酸化力)
還元型E-TEN1.2 × 1022
レスベラトロール0.78 × 1022
L-アスコルビン酸0.68 × 1022
αリポ酸0.29 × 1022
レチノール0.21 × 1022
ルテイン0.21 × 1022
アスタキサンチン0.2 × 1022
ビタミンE0.139 × 1022

表から還元型E-TENは、他の抗酸化物質より抗酸化能力があるのが確認できます。 還元型E-TENの抗酸化能力に関してより詳しくは、下記のURLの通りになります。

上記の内容とこれから説明するボレイ(牡蠣殻)を使用した還元型E-TENがあります。
ボレイは、漢方医学として使用されている生薬です。ボレイの基原は、イタボガキ科のカキの貝殻です。主要成分は、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなどの無機塩類、アミノ酸、ビタミン類などが成分となります。薬能は、主に胸脇部の動悸を治し、また、精神不安、神経過敏、煩悶( 苦しくて )して落ちつかないものも治すのが特徴となります。

また、漢方医学とは別となりますが、風化貝カルシムを用いた還元型E-TENもあります。製品名は、還元型E-TEN 風化貝カルシムバージョン(以下還元型E-TEN FC)は、上記のミトコンドリアのエネルギー補助、活性酸素の除去(抗酸化作用)の特徴はもとより、風化貝カルシム独自の特徴があります。特徴は、骨粗鬆症の予防はもちろん、骨密度や骨の質の改善効果があり、異所性石灰化や椎間口狭窄、脊柱管狭窄、体の炎症や血管や細胞内のカルシウム沈着も改善します。エビデンスが豊富にあるのが風化貝カルシムです。

より詳しくは、下記のURLに還元型E-TEN FCの製品紹介を掲載しています。

>> 風化貝カルシムを用いた還元型E-TEN FCのPDF資料はこちら

このように還元型E-TENは、原料を変えることによって、特徴のある製品となります。今回は、漢方医学の生薬 牡蛎と新技術の還元型E-TENの特徴について説明させて頂きました。

まとめ

今回は、簡単に漢方医学について書かせていただきました。未病に対して漢方、サプリメントは、今後より必要ではないかと思います。還元型E-TENに関しては、ホタテ貝をベースとして、風化貝カルシム、ボレイなどバリエーションを増やして用途に合わせた商品展開をしていきます。原料、OEM対応もしていますので、お気軽にお問い合わせください。
還元型E-TENに関してより詳しくは、下記のURLに記載しています。

https://nacs-supplement.jp/e-ten/
加藤 寛士

加藤 寛士

株式会社ナックス 取締役・製品開発担当

()ナックス 2003 年 入社(設立) 自動車メーカー向け燃料電池用素材の研究・開発、電気自動 車・ハイブリッド自動車向け蓄電池用素材の研究・開発、多数のサプリメント用原料の開発及び応 用研究、抗酸化作用の反応機構の解明及び抗酸化作用物質の研究、サーチュイン遺伝子の仕組及びサーチュイン遺伝子の活性化についての研究、ミトコンドリア活性化物質の 開発に従事。

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