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サーチュイン遺伝子の活性化で寿命10年を延ばす

執筆者 | 2022/05/24

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

サーチュイン遺伝子と呼ばれる特定の遺伝子を活性化させれば、人間の寿命は10年延びることがわかってきました。100歳まで生きる可能性のある人は、110歳まで生きられるようになります。
人間を含む多くの生物に存在するサーチュイン遺伝子は、老化の原因といわれる活性酸素の発生を抑制し、免疫細胞の暴走を食い止める機能をもちます。その結果、老化の進行を遅らせることができ、寿命を延ばすことができます。

今回は、サーチュイン遺伝子の活性化についてとどのようにサーチュイン遺伝子を活性化させるかについて書いていきます。

サーチュイン遺伝子とは?

サーチュイン遺伝子

サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされます。サーチュイン遺伝子についてより詳しくは下記のURLに記載しています。

サーチュイン遺伝子は、人間なら誰でも持っている遺伝子です。

サーチュイン遺伝子の仕組みについて

肌の綺麗な女性

サーチュイン遺伝子は、普段は眠っている状態にあります。しかしその仕組みを最大限に引き出すことができれば、動脈硬化やアルツハイマー病など、加齢に伴う病気を遅らせることができます。今現在の研究にて、認知症や難聴、しみ、しわなどの進行も抑制する効果があるといわれ、「不老長寿」を司るような遺伝子です。人間はサーチュイン遺伝子を宝の持ち腐れにしています。サーチュイン遺伝のスイッチをONにし、活性化させ寿命や加齢に伴う病気を抑制しなければなりません。次にサーチュイン遺伝子のスイッチをONにする方法について書いていきます。

サーチュイン遺伝のスイッチをONにする方法

腹八分目を目安にした食事とカロリー制限

食事をする夫婦

サーチュイン遺伝子のスイッチをONにする方法としてカロリー制限があげられます。サーチュイン遺伝子を持つマウスで、カロリー制限された方が長生きする結果がでています。生活習慣の発症も遅く健康状態が長く保たれています。カロリー制限は、あらゆる生物に存在するメカニズムです。マウスでも加齢による難聴の発症が抑えられたという結果もでています。
さらにカロリー制限について書いていきますと、エネルギー摂取量が過剰になった時と、逆に制限した場合では、体内では異なる反応が起こります。腹七分、八分程度でやめるとサーチュイン遺伝のスイッチはONとなり、一度満足に食べてしまうと、すぐにOFFの状態になります。
カロリー制限の効果は、研究結果から効果も認められていますが、ただ闇雲に行うのは危険です。食事量を減らしすぎると、骨や筋肉に悪影響を及ぼします。
高齢になると、サルコペニアという筋肉量が減少する症状が進行して、転んだだけで寝たきりなどになってしまいます。これを防ぐには、食事やサプリメントなどの栄養補助が必要となります。いくら寿命が延びても、寝たきりになれば老後は楽しくありません。簡単にカロリー制限をしても、問題もあります。次にカロリー制限以外のサーチュイン遺伝子のスイッチをONにする方法について書いていきます。

ポリフェノールを摂取

ポリフェノール豊富な赤ワイン

食事を我慢する以外に、サーチュイン遺伝子のスイッチをONにする方法があります。その代表とされる成分がレスベラトロールというポリフェノールの一種の成分です。

レスベラトロールは、ブドウの皮や赤ワインに含まれており、代謝を高めて脂肪を燃焼させる働きがあります。また、インシュリンの働きを促す作用もあるため、血糖値を下げ、糖尿病や動脈硬化を抑制する効果もあります。レスベラトロールが伝達物質を通してサーチュイン遺伝子のスイッチをONにし、脳に影響を及ぼしていることがマウスの研究にて確認が出来ています。
空腹を我慢してカロリー制限するよりもレスベラトロールを含むサプリメントを飲む方が簡単ですが飲みすぎるのも体に問題がおきます。くれぐれも飲みすぎには、注意してください。
サーチュイン遺伝子を刺激して老化を防ぐには、サプリメントや特効薬に期待するよりも腹八分目と適度な運動を続けることが大事となります。

サーチュイン遺伝子のスイッチをONにするキノコポリフェノールの可能性について

キノコ

キノコを提供して頂いたシントー化学株式会社 様と聖マリアンナ医科大学病院との共同研究にてコプリヌスとヒメマツタの成分、キノコポリフェノールにもサーチュインを活性化する効果があることが確認できました。下記のURLにより詳しく掲載されています。

https://www.shinto-c.com/new-index/oem/oem.html

また、キノコポリフェノールに関する原料やOEMなども行っていますので、シントー化学株式会社様にお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。サーチュイン遺伝子を活性化させるキノコ類と還元型E- TENの可能性についてもここで簡単に書かせていただきます。3種類のキノコ(コプリヌス、黒霊芝、ヒメマツタケ)の抽出物と還元型E-TENを配合することによって、キノコ抽出物の能力をより引き出す検討を行いました。今回は、酸化還元電位の測定を行うことによって、3種類のキノコ抽出物の還元力を引き出すことに成功しました。
キノコポリフェノールについてより詳しくは下記のURLに記載しています。

今現在、人試験にてサーチュイン遺伝子の研究を行っています。結果がでたらまた、ご報告いたします。

まとめ

最後にサプリをたくさん摂取したとしても、健康的な食事には代えられません。あくまでも健康的な生活を送ることを主軸にして、自分に足りない成分をサプリメントで補足してください。

加藤 寛士

加藤 寛士

株式会社ナックス 取締役・製品開発担当

()ナックス 2003 年 入社(設立) 自動車メーカー向け燃料電池用素材の研究・開発、電気自動 車・ハイブリッド自動車向け蓄電池用素材の研究・開発、多数のサプリメント用原料の開発及び応 用研究、抗酸化作用の反応機構の解明及び抗酸化作用物質の研究、サーチュイン遺伝子の仕組及びサーチュイン遺伝子の活性化についての研究、ミトコンドリア活性化物質の 開発に従事。

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