こんにちは。サプリメントの製造・販売をしている株式会社ナックスです。今回も、株式会社ナックスは、独自で開発した「還元型E-TEN」とシントー化学株式会社と聖マリアンナ医科大学病院との共同研究にて開発した「ポリチオネイン」と組み合わせた研究についてご報告します。
サーチュイン遺伝とは
長寿遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれています。サーチュイン遺伝子の作用は米国のMITのガランテ博士が酵母の中から発見しました。その後の研究で、人なら誰でも持っていることが分かりました。
サーチュイン遺伝子活性化
ーチュイン遺伝子が活性化すると、細胞老化等に関連する細胞内蛋白が翻訳後修復され、皮膚、血管、脳、筋など様々な組織、臓器の細胞活性・エネルギー代謝が変化し、組織老化の遅延や寿命にも影響されています。
ポリチオネインとは
ポリチオネインは、株式会社シントー化学と聖マリアンナ医科大学との共同研究にてサーチュイン遺伝子を活性化する原料となります。ポリチオネインの名前の由来は、3種類のキノコ原料をミックスし独自の製法で作成され、それぞれに含まれているキノコ由来のポリフェノールとエルゴチオネインからなります。
ポリチオネインは、コプリヌス、紫霊芝、姫マツタケの3種類の成分をミックスして特殊加工したものです。
コプリヌス
幻のキノコと言われ日本ではササクレヒトヨタケと呼ばれ色は白色~淡い灰色。コプリヌスの肉の色は白色で薄くて味や匂いは特にありません。ヨーロッパでは一級品の食材として扱われています。健康食品としては生活習慣病の抑制、白内障抑制、高血圧改善、美白(紫外線から保護)、抜け毛・薄毛抑制等の効果が期待できます。
紫霊芝
がん細胞の増殖抑制効果・血圧上昇を抑える効果・血液の循環を整える効果等、多彩な効果があると言われています。霊芝は黒・赤・青・白・黄・紫があり、その中でも紫霊芝は貴重な最上級品です。特に紫霊芝は他の霊芝に比べて、血圧を下げる効果がより高いとされています。
姫マツタケ
「ヒメマツタケ」に含まれる優れた効能を持つ、注目のアガリクス配合。人工での栽培が困難で、「幻の茸」と呼ばれており、抗ガン作用など、アガリクスの持つ高い免疫促進効果が注目されています。
ポリチオネインと3種類のキノコによるサーチュイン遺伝子の活性化結果
上図より3種類の原料には、サーチュインを活性化させる結果となりました。3種類のキノコミックスし独自製法のポリチオネインは、3種類のキノコよりもサーチュイン遺伝子を活性化させる結果となりました。
「ポリチオネイン」に関しては、下記にお問い合わせお願い致します。
https://www.shinto-c.com/
株式会社シントー化学 TEL 03-3811-7633
抗酸化作用を有する還元型E-TENとポリチオネイン及び3種類のキノコの組合せ結果について
「還元型E-TEN」は、貝殻、真珠の真珠層、造礁サンゴ、骨又は卵殻を乾燥して得られた、カルシウム塩を主成分とするものを原料として、弊社ナックスの独自加工技術によりビタミン類などの抗酸化物質と同じ抗酸化作用及び還元力を持つ原料となります。 還元型E-TEN、コプリヌス、紫霊芝、姫マツタケ及びポリチオネインを酸化還元電位にて評価を行いました。結果は、下記の通りになります。
還元型E-TENを加えてない状態での評価結果
測定条件
下記の試料の1時間後、7時間後のORP値を測定しました。
- コプリヌス0.5gに精製水50ml
- 紫霊芝0.5gに精製水50ml
- 姫マツタケ0.5gに精製水50ml
- ポリチオネイン0.5gに精製水50ml
測定結果
測定結果は、下記の表となります。(ORPが低くい程良い数値となります。)
1時間後の酸化還元電位(ORP) | 7時間後の酸化還元電位(ORP) | |
---|---|---|
コプリヌス | 111mV | 96mV |
紫霊芝 | 140mV | 134mV |
姫マツタケ | 125mV | 109mV |
ポリチオネイン | -71mV | -101mV |
酸化還元電位の数値からもわかるように3種類のキノコよりもポリチオネインが優れていることがわかります。
次に3種類のキノコ及びポリチオネインに還元型E-TENを加えた時の結果が下記の表となります。
還元型E-TENを加えての評価結果
測定条件
下記の試料の1時間後、7時間後のORP値を測定しました。
- コプリヌス 0.35g + 還元型E-TEN 0.15gに精製水50ml
- 紫霊芝 0.35g + 還元型E-TEN 0.15gに精製水50ml
- 姫マツタケ0.35g + 還元型E-TEN 0.15gに精製水50ml
- ポリチオネイン0.35g + 還元型E-TEN 0.15gに精製水50ml
測定結果
測定結果は、下記の表となります。(ORPが低くい程良い数値となります。)
1時間後の酸化還元電位(ORP) | 7時間後の酸化還元電位(ORP) | |
---|---|---|
コプリヌス+還元型E-TEN | -54mV | -27mV |
紫霊芝+還元型E-TEN | -58mV | 7mV |
姫マツタケ+還元型E-TEN | -75mV | -31mV |
ポリチオネイン+還元型E-TEN | -71mV | -101mV |
還元型E-TENを加えた時もポリチオネイン優れていることが分かります。
酸化還元電位(ORP)とは?
酸化還元電位(ORP)、物質が電子を奪いやすい環境(酸化しやすい環境)にあるか、電子を与えやすい環境(還元されやすい環境)にあるかを示す指数となります。プラス( + )で大きくなれば酸化力が強く、マイナス(-)で大きくなると還元力が強くなる。
*pH にも影響するので、極端に高いからと言ってよいものではありません。
*イオンの物質や電子のやり取りのし易さで決まる数値です。
還元 : 抗酸化作用、若返り、元気、健康 酸化 : 劣化、老化、疲労、病気
まとめ
今回も、サーチュイン遺伝子を活性化させるシントー化学様のポリチオネインのご紹介させて頂きました。ポリチオネインは、コプリヌス、紫霊芝、姫マツタケを独自製法することによってより優れたサプリメント原料となることがわかります。
また、ポリチオネインに還元型E-TENを配合することによってさらなる効果が期待できる研究結果となりました。ご協力頂きシントー化学様ありがとうございます。
ポリチオネインは、新しいサプリメント原料です。ポリチオネインに関してのお問い合わせは、シントー化学様にご連絡いただければと思います。