抗酸化作用(還元力)のあるサプリメントの原材料

こんにちは。株式会社NACSです。第7回目は、抗酸化作用(還元力)について書きます。実際にビタミン類やポリフェノール類、その他の抗酸化作用のある原料は、化学から計算した中でどのくらいの能力があるか書こうと思います。

抗酸化作用とは？(おさらい)

体内で増えた活性酸素を除去していくことが、老化や、がん、生活習慣病などの予防になります。活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。 抗酸化とは体の中を錆びつかせない（酸化を抑えること）ことですが、活性酸素は体内の酵素によって分解されます。

抗酸化作用(還元力)のある原料

今回は、代表的な抗酸化物質の抗酸化力(還元力)の量を多い順に紹介します。 化学の計算で出した数値です。体内で全部反応した時の数値です。下記が数値となります。

品名	抗酸化力(還元力)
レスベラトロール	0.78 × 10 22個
L-アスコルビン酸(ビタミンC)	0.68 × 10 22個
αリポ酸	0.29 × 10 22個
レチノール	0.021 × 10 22個
ルテイン	0.021 × 10 22個
アスタキサンチン	0.02 × 10 22個
ビタミンE	0.0139 × 10 22個

前回書いたように、上記の原料を単体で飲んでも全部が効果を発揮するわけではありません。
ミネラルと一緒に飲むことをお勧めします。

抗酸化力(還元力)の測定に関して簡単なひと言

専門的な話をさせて頂きます。抗酸化力を測定する時に、DPPHの測定、ORACの測定、その他色々測定方法は、ありますが原料の物性、特に酸性、アルカリ性に大きく影響をうけます。あくまでも指標としてとらえていただければと思います。NADHの測定も原料の特性に合わせた測定方法です。指標としてとらえていただければと思います。

まとめ

今回は、短めの記事になりましたが、抗酸化物質の抗酸化力を載せて頂きました。下記ののリンクにも数値を載せてあります。参考までに見ていただければと思います。

参照：https://nacs-supplement.jp/e-ten/