こんにちは。株式会社NACSです。今回は、ビタミンサプリメントの栄養機能表示について書いていきます。通常の食生活を行うことが難しい時代のため、1日に必要な栄養成分を取れない場合に、その補給・補完のために利用してもらう食品、サプリメントとなります。今回はビタミン類について書いていきます。
栄養機能食品って何?どう言ったことか?
出だしでも書きましたが、栄養機能食品とは、高齢化や生活習慣の変化等により、通常の食生活、食文化を行うことが難しく、1日に必要な栄養成分を取れない場合に、その補給・補完のために利用してもらうための食品(健康食品)です。
栄養機能食品として販売するには国で定めた1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量の上限値・下限値の規格基準に適合し、定められた栄養機能表示や注意喚起表示、さらには厚生労働大臣による個別審査を受けたものではない旨等を表示することになっていますが、国への許可申請や届け出は必要ありません。
ビタミン12成分の摂取目安量(上限値・下限値)
ナイアシン
栄養機能表示
ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:60㎎ 下限値:3.3㎎
※、ナイアシンは、ナイアシン当量として。
パントテン酸
栄養機能表示
パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値・:30㎎ 下限値:1.65㎎
ビオチン
栄養機能表示
ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値・:500μg 下限値:14μg
ビタミンA
栄養機能表示
ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。 ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値・:600μg 下限値:135μg
β-カロテン(ビタミンAの前駆体)
栄養機能表示
β-カロテンは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。β-カロテンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:7200μg 下限値:1620μg
※、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンについては、ビタミンAと同様の栄養機能表示として認められます。
ビタミンB1
栄養機能表示
ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:25㎎ 下限値:0.3㎎
ビタミンB2
栄養機能表示
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:12㎎ 下限値:0.33㎎
ビタミンB6
栄養機能表示
ビタミンB6は、たんぱく質かたのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:10㎎ 下限値:0.3㎎
ビタミンB12
栄養機能表示
ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:60μg 下限値:0.6μg
ビタミンC
栄養機能表示
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用をもつ栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:1000㎎ 下限値:24㎎
ビタミンD
栄養機能表示
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:5μg 下限値:1.5μg
ビタミンE
栄養機能表示
ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:150㎎ 下限値:2.4㎎
※、ビタミンEは、α-トコフェロールとして。
葉酸
栄養機能表示
葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。 葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。
1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量
上限値:200μg 下限値:60μg
12成分のビタミンの栄養機能表示を書きましたが、注意喚起表示も必要となります。
各ビタミン12成分の注意喚起表示は下記となります。
ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・βカロテン(ビタミンAの前駆体)・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンEについては次の注意喚起表示となります。
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。」
栄養機能食品として注意喚起の必要なビタミン
ビタミンAに必要な注意喚起表示
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。妊娠3か月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないよう注意してください。」
葉酸に必要な注意喚起表示
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません。」
還元型E-TEN配合サプリメントCELLA(チェッラ)を使用したサプリメント企画・OEMのための表示例
弊社製品を例に栄養機能表示と注意喚起表示の参考例を書かせていただきます。
商品名: CELLA(チェッラ)
名称: 貝殻未焼成カルシウム含有食品
原材料名:デキストリン(国内製造)、亜鉛酵母、鉄含有酵母、赤ワインエキス末、
マカエキス末、酵母エキス末、アムラエキス末、コエンザイムQ10
貝殻未焼成カルシウム、HPMC、ビタミンC、ステアリン酸カルシウム、
ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、
ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB2、葉酸、
ビタミンD、ビタミンB12
内容量: 120粒
1日の摂取量: 4カプセル
各成分の栄養機能表示例
ナイアシン (6.45㎎配合)
ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンA (465μg配合)
ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB1 (1.17㎎配合)
ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚の粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2 (0.705㎎配合)
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6 (0.81㎎配合)
ビタミンB6は、ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚の粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB12 (14μg配合)
ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC (55.05㎎配合)
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持つ栄養素です。
ビタミンD (3μg配合)
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
ビタミンE (7.65㎎配合)
ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
葉酸 (147μg配合)
葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。
栄養成分表示 4粒(1.72g)当たり
エネルギー:4.71kcal たんぱく質:0.12g 脂質:0.06g 炭水化物:0.93g 食塩相当量:0.007g
1日当たりの摂取目安量:1日当たり4粒を目安に水またはぬるま湯でお召し上がりください。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
注意事項
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。」
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。妊娠3か月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないよう注意してください。」
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません。」
というように長きにわたって表示例を書きましたが、表裏に表示する場合これだけ量となります。
表示するときは、何を一番摂取して欲しいのかピックアップして表示しなければなりません。
まとめ
あくまでもサプリメントは、栄養成分の補給・補完の食品です。一番大切なことは、バランスよく食べることです。その他にも体を動かしたり、ストレスをためない、十分に休むなどといったことも大切です。現在、生活環境が変わりなかなか上手く行かないのは、現状です。少しでも意識して生活改善していただければと思います。
不足したところをサプリメントなどで補ってもらえればと思います。
生活習慣が難しい方に栄養成分を下記のサプリメントで補給・補完して頂ければと思います。
還元型E-TEN配合サプリメント
CELLA(チェッラ)
株式会社ナックスが開発した還元型E-TEN配合のCELLA(チェッラ)。還元型E-TENは、見慣れない成分ですが、ミネラルとビタミンの両方の力が備わった成分です。その他にもマカエキス末、赤ワインエキス末、コエンザイムQ10などの成分が入っています。