こんばんは。サプリメントの製造・販売をしている株式会社ナックスです。今回は、還元型E-TENを用いたNMNの吸収率を上げる可能性について書いていきます。NMNは、今若返りの効果が期待できるサプリメント成分です。これに還元型E-TENと一緒に摂取することによってどのような効果が期待できるかについて書いていきます。
まず、還元型E-TENとは、「人は、呼吸で酸素を取り込み、食べ物を食べて栄養素(特に電子)を体内に取り入れ、酸化還元反応(電子のやり取り)することによってエネルギーを獲得しています。」
そこでエネルギーを効率よく獲得するために電子が必要と考え安心・安全な素材で電子を供給する「還元型E-TEN」を開発しました。
還元型E-TENの製品案内は、下記の通りURLに記載しています。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)について
NMNとは、ニコチンアミドモノヌクレオチドの略で、加齢で減少する生体内物質の前駆体のことを言います。NMNを体内で維持することで身体のコンディションを維持する効果が期待できます。
その生体内物質は、身体のコンディションに重要な分子であるため、低下した分、補充しなければなりませんが、それ自体、口から摂取してもそのまま吸収されず、身体で利用することができませんでした。NMNは、生体内物質の前駆体であるため、摂取することにより、身体の活用が可能となります。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の機能性を向上させる還元型E-TENについて
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)と還元型E-TENを組み合わせることによって吸収性、エネルギーを効率の向上が期待できる考え下記の試験を行いました。
前駆体であるNMNをNAD+へ変換させ、更に、NADHに変換させることによってエネルギーを生み出せると考えられます。簡単に下記のような順に反応していきます。
NMN → NAD+ → NAD+ + 還元型E-TEN → NADH
下記の実験条件にてNMNと還元型E-TENを組み合わせることによってNADHに変化するかの試験を行いました。
NMNの試験に関して
実験条件
- NMN 1mmol/L 水溶液 NMN 0.0663gを精製水 100mlにて調整
- NAD+ 1mmol/L 水溶液 NAD+ 0.0663gを精製水 100mlにて調整
- NMN 1mmol/L水溶液15mlに還元型E-TENを加えた溶液
- 山梨県産業技術センターの紫外可視分光光度計(株式会社島津製作所)にて測定。
NADH水溶液は、340nm付近にてピークが出現し、NMN、NAD+は、340nm付近ではピークが出現しません。これによりNMN水溶液と還元型E-TENを反応させた溶液は、下記の図でわかるように340nm付近でピークが存在しています。このことからNMN水溶液が還元型E-TENによってNADH水溶液に変化していることがわかります。このことから上記で示した反応が起きていることが確認できます。
還元型E-TENとNMNを一緒に摂取することにより、NADHに変換して吸収性やエネルギー効率の効果が期待できると考えられます。
まとめ
還元型E-TENとNMNを同時に摂取することによりNADHに変換したことが確認できました。このことにより、NMNと還元型E-TENを同時に摂取することによって吸収性やエネルギー効率の効果が期待できると考えられます。今後は、還元型E-TENと他の栄養素を組み合わせることによって効果や実感が期待できるサプリメントの試験を行っていきます。
還元型E-TENを用いた健康食品・サプリメントの企画・OEMも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
還元型E-TENに関してより詳しくは、下記のURLに記載しています。